トトラボ植物療法の学校
貝原益軒『大和本草』に見る江戸ハーブ その3
~江戸時代,庶民が用いたナチュラルメディスン~
『養生訓』の著者として知られる貝原益軒が1709年に著した日本初の本格的な本草書『大和本草』。掲載されている本草は植物だけでなく動物、鉱物等多岐にわたり、植物については、いわゆる薬草以外の、今私たちに馴染みのある野菜や果物なども数多く掲載されています。
江戸時代の日本の本草学・本草学者は中国の本草書『本草綱目』に大きな影響を受けました。
『大和本草』を著すにあたり益軒は、『本草綱目』にとらわれず,日本独自のものや南蛮渡来のものなどを収録、分類についても独自の分類法をとりました。そこには「本草学は民の日々の生活に役立てるものである」という益軒の強い思いが感じられます。
本講座では、『大和本草』にみる貝原益軒ならではの植物、自然のとらえ方を学びながら、『本草綱目』や『大和本草』以外の江戸時代の書物なども参考にして当時の庶民にとってその植物がどのような存在であったのかを探りつつ、薬草だけでなく季節の野菜や果物なども紹介していきます。
〔日程・内容〕 すべて木曜 14:30~16:30
第1回 5/26 イチゴ、フジ、ショウブ、スイカズラ
第2回 6/30 ビワ、ミョウガ、ベニバナ、ハマナス
第3回 7/28 ウリ類(キュウリ、ニガウリなど)、オニユリ、トウキ
第4回 8/25 ナス、ワサビ、サトイモ、キク
第5回 9/29 クリ、サツマイモ、サンショウ、ヘンルーダ
〔講師〕小野薫(江戸ハーブ研究家、JAMHA認定ハーバルプラクティショナー・日本のハーブセラピスト、日本漢方養生学協会認定漢方上級スタイリスト)
〔受講形式〕集合/Zoomでのオンライン/録画
※状況によって「zoomでのオンライン」「録画」でのご受講となります。ご了承ください。
〔集合の会場〕トトラボ植物療法の学校 ヴィヴォの家(最寄り駅:東横線日吉駅徒歩10分)
〔集合の定員〕10名
※集合での人数制限は状況によって変わることがあります。
※最少遂行人数に達しない場合は開講しないことがあります。
〔受講料〕全回一括申込 25,000円(税込)/ 単回 5,500円(税込)
〔お申し込み〕
※お申込み後、ご案内メールをお送りします。
※ご希望の受講形式を「備考」にお記しください。
※単回をご希望の方は、どちらの回かをお申し込みの際に「備考」にお記しください。
※開講済みや欠席の回のご受講は、開講時の録画にてご視聴いただけます。
〔受講料のお支払い〕
お申し込み後1週間以内に、下記の口座にお振込み頂くか、クレジットカードやPayPalでお支払いください。クレジットカードやPayPalは、お申し込み時にお手続きして頂けます。
口座名義:株式会社トトラボ
口座:三井住友銀行 たまプラーザ支店 普通0539593
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